2019年3月18日月曜日

旅行記その73 Teldryn Serious - A Teldryn Sero Backstory Quest






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日本語でプレイしたい人への注意点が2つ!

手紙類が作者の手書き
一部の読み物が画像ファイルになっています。
なのでゲーム内でそのまま表示されます。
日本語訳が必要な人は、別途でテキスト化されたものを見ながらプレイするという形になります。

このmodは現在、翻訳が完全ではありません
modのバージョンは7.0.0。
私が使用した有志の日本語訳ファイルは1.6.5。
セリフ部分の変更が多いためか、英語そのままの会話や選択肢もあります。
私の感覚だと日本語と英語が半分程度入り混じってる感じ。
スカイリムの人名や地名を多少知っている上で高校程度の英語力があれば問題ないと思います。

追記
SE版のデータベースにversion7.0.0対応の日本語ファイルがあります。







必要なもの
一度もテルドリン・セロを雇った事がないセーブデータ
ロックピックとたいまつ
回復用のアイテム
耐火性のもの


概要
テルドリン・セロの過去の話を補完するクエストmod。
作者はUndriel氏。
彼を従者として雇って連れていると昔の話をします。


 自分を以前雇っていたのは昔ながらの血に飢えた頑固なノルド。
 ある戦いで逃げた山賊を追い続けて3日。
 待ち構えてたのは大量の山賊達。
 そのノルドは笑みを浮かべて単騎で突撃して死亡した……


テルドリンに関する諸情報
彼はTES3作目Morrowindの主人公ネレヴァリンではないかと考えられています。
セリフなどの量も扱いがいい、そして過去が分かるセリフ内容。 
私の記憶では、上記の過去話も2種類聞けます。
オークの戦士に雇われたこともあったけど風呂に入らないから嫌いらしい。
ウィンドヘルムにも住んでいたらしい。
彼は不老不死なのでTES3以降の時代の設定の作品に出せるのです。

自分の旅行記は冗長になってしまったので最後。
ネタバレありの詰まった場所のヒントは画像の下に。




私が詰まった場所のメモ

グロウストーンホール
螺旋階段やレバーで格子を開く場所は後で使います。
地面に埋まってるように見えるノルド遺跡風の建物に入れます。
下の画像参照

Farewellを読む
手に取った手紙がそれです。
すでに読んだかもしれませんが、タイミングで任務完了になっていない。
もう一度読めばOK。

グロウストーンホールに戻りたい
ソルスセイムの墓の階段から外壁の階段を登って山の方に上がります。
旗が出てるあたりに出入り口あり。
下の画像参照。

南東の沿岸
フロドルフの家から海に向かっていくと衛兵がごろごろしてるはず。

フロッセルの周りを探す
フロッセルの中ではなくソルスセイムのフィールドです。
マーカーが出てる場所に正確に行けば見えるはず。

スノーエルフ像のある所で脱出に困った
宝箱から鍵を入手して扉から脱出。
灯りがある所にそれぞれ宝箱と扉があります。
見晴らしのいい場所から見るとわかりやすい。

船倉からどこに行けばいいの?
檻はただの飾りです。
その手前のワインボトルなどがある通路らしいスペースに隠し扉あり。
マスターネロスの魔法攻撃が始まるので体力回復の薬を準備しておくこと。
きつい場合はコンソールでtgmと入力。

島からの帰り方
中央のテルドリン達ではなく岸辺にいるラモド達と話しましょう。

A REFUGEE'S MEMORIES
こちらで日記を入手することで話を進めるルートがあるかもしれないです。
私は放置してて最後の決戦時に行きました。
物理的なお墓掃除です。
特殊な指輪と剣を入手可能。
依頼者に日記を貰います。
内容は今回の発端となった一件について彼が見聞きした記録。
これを読むとmodのストーリーが一番わかり易いかもしれない。
ただ私がプレイした時は英語だったので、何となく雰囲気を掴んだだけでした……

ラモド
体力が回復しないようなのでそのうちいなくなるはず。



旅行記
浜辺に行くと戦闘後のテルドリン・セロと会います。
何やら誤解がある様子。
手紙を読んでレイブンロックの警備隊長に話を聞きに行くことに。
どうやら「シータイガー」という海賊が関わっている様子。
廃屋を探索することにします。
鍛冶屋の隣にあって本編でも少し使う廃屋。
中に入るとドラッサム・ラモドという人物が。
ラモドはシグランという人物から指令を受けてある人物を探している様子。
レイブンロックはその人物を匿っているらしい。

外に出ると街で戦闘。
山賊となっていますがこれがおそらくシータイガー。
シグランからの命令はブルワーク監獄にスパイを送るから撹乱工作しろとの事。
シグランは、お前達部下を助けられないから死ぬな、という気遣いもしてました。

ヴェレス隊長に報告すると褒められて鍵を渡され潜入捜査することになります。
牢屋を調べてみると怪しい薪の下に隠し通路発見。
(このルートはヴァニラにもある脱獄ルート)
コールドシンダー洞窟を先に進むと「潜入者」に会います。
おそらく彼がスパイ。
事情を話すと彼は鍵を渡してくれて先へ進みます。
臆病なスパイは別行動するらしい。

匿われている「犯罪者」は用心深いようです。
魔法の仕掛けが各所にあります。
そして引っかかってる焼死体も。
思いっきり隠れ家がバレてるのでは……と思いつつ先へ進むと迷います。
怪しいレバーの先は隠れ場所はあっても何もなし。
螺旋階段も鍵がない。
埋まっているように見える円形のノルド遺跡の方に入れます。
そこに侵入して手紙を読むとお尋ね者はテルドリン・セロでした。
混乱していると衛兵がやってきて気を失うイベントに。



気がつけば屋外のキャンプでした。
(鉱山労働者が自分の鉱石で死んでいるのはヴァニラの設置物)
手紙を読むと、
「あんたが敵じゃない事は知ってる」、
「この件から手を引いてくれればお互いにとっていい選択だろう」。

クエスト任務は任務追加のログが出るタイミングが悪いともう一度読む必要があります。
最初に取得して読んだタイミングで完了しない時がある。
私はもう1枚手紙があるのかと思って付近を探索してました。
この後でも同じ現象が起きたので覚えておくといいかも。

廃屋に戻りラモドに報告。
何も分からないけどそれを素直に信じろと?と怒られます。
テルドリンを泊めてた宿屋が怪しい・・・ということでゲルディス・サドリに話を聞くことに。
匿っているのは犯罪者だぞ!と問い詰めると彼らは無罪だと信じてかばっている様子。
シータイガーとシグランは海賊だということも確認します。

テルドリン・セロの無罪の証拠を探すためにウィンドヘルムへ。
北東の国境沿い近くの廃屋へ向かいます。
幽霊の少女がいました。
掴みどころのない会話と鍵をもらって地下室へ。
小さい部屋ですが暗い。
たいまつが必要。
タエル・ドリン向けの手紙。
ヴォーデン・フリー・ウィンターは、
「俺の後ろで射手をしていれば安心だガハハ!弓を渡すから練習しなさい」。
テルドリン・セロは、
「私の戦闘スタイルをリスペクトしなさい、さもないと命を保証できない」。
ノルドらしい人物です。

さらに釈放命令もありました。
ヴォーデン・フリー・ウィンターが罰金を払ったのでテルドリン・セロは釈放された。
二人の責任はブランウルフ・フリー・ウィンターが持つ。
ブランウルフは元からウィンドヘルムにいるNPCですね。
どうやら彼の兄弟が「古典的なノルド」で雇い主だったようだ。

ここでクエストジャーナルを開きます。
日本語訳されていない事も多いですがここは日本語訳されていて状況把握しやすい。
釈放命令書の首長ホアグというのはウルフリックの父らしい。
modのオリジナル設定なのでしょうか?
ともかくブランウルフに話を聞きに行きます。

私は内戦を終えているのでウィンドヘルムの首長がブランウルフです。
偶然にも運命的な展開を感じました。

ブランウルフがテルドリン・セロの責任を持つという命令書を盾に話を聞きます。
衝撃の事実。
女海賊シグランというのは何とヴォーデンの妻だったらしい。
彼女が逆恨みでテルドリンの手配書をばら撒いていた。
ブランウルフへも主人公たちが無実が証明できそうだと伝えると手紙をもらいました。

テルドリン・セロの手紙。
ヴォーデンを死なせて申し訳なく思っている。
彼を止める事ができなかった。
彼の墓を立てた。
場所はおいはぎ渓谷の近くだ。

行ってみることにします。
ウィンドヘルムから3日くらいかかるでしょうか、滝の近くの小島に墓がありました。
ここはおいはぎ渓谷の山賊長が宝を隠している島でもあります。

おそらくヴォーデンの遺書。
妻の行方の案じて子供の死を悼んでいた様子。
そして自分の死を覚悟してたようです。

ソルスセイムに戻ってゲルディス・サドリに報告。
ヴォーデンは自分自身で死を選んだ。
テルドリン・セロにもう一度会いに行きます。
場所の表示がされなかったです。
グロウストーンへの行き方。
レイブンロックの墓所から城壁に上がり東側の山に登って旗のそばに入り口があります。
前述したようにヴァニラから設置されてる脱獄ルートです。



中に入ると今度はレバーの方の奥にいました。
仮面をとってダンマーの姿を見せている彼から、例の話を聞かされます。
冒頭に書いた、テルドリン・セロの過去の話を元にしたストーリー仕立てですね。
知らないプレーヤーもここまで来たら事情が分かるはず。
雇い主で山賊に一人で突っ込んでいったノルドがブランウルフの兄ヴォーデンなのです。
そして誘拐されて女海賊になってテルドリンを仇だと思ってるシグランが彼の妻。 

そういえば最初に侵入した時に出てきた衛兵はテルドリンだったのでしょう。
だから「この件から手を引け」とだけ言って外に出されただけで済んだ。

状況を理解した所で爆発音。
外に出ると心配したゲルディス・サドリがいます。
会話をしているとラモドが賊徒を連れて侵入してきました。
ラモドにとっては女海賊のボスの命令を守って捕まえに来たのでしょう。
ただしラモドは魔法が怖い。
テルドリンが魔法を見せただけで逃げて行ってしまいました。
戦闘はシリーズの主役が2人もいる側が勝ちました。
会話中に焦って攻撃すると進行しなくなります。
私は最初にラモドを脅した所で焦って戦闘を始めたのでロードすることになりました……

改めてテルドリン・セロに正式に協力を申し出て外に出ます。
隊長にも報告し、改めてテルドリン・セロと協力するように訴えます。
宿屋に戻るとサドリはまだいない様子。
店番をしているドレイラ・アロールに話をすると。
海賊たちがテルミスリンに向かっているらしい。
マスターネロスがいるテルミスリンに助けに行く必要があるのか自問自答しつつ向かいます。
傭兵は結構多くて強敵なので注意。
外にいる執事たちはおそらくうずくまってるはず。

傭兵を倒してネロスと会話。
ネロスとは話が早い。
ですがまずはテルドリンの件を処理しろと飛ばされます。

うずくまってる人に話を聞くとグロウストーンホールが危ない様子。
向かいます。
テルドリンと合流。
少ない証拠でやれることをやろうという事で一致して外に出るとレイブンロックにまた敵襲。
収束させた後に隊長とテルドリンの会話。
疑惑が解けたか。
テルドリンは衛兵の力不足を感じている。

テルドリンと一緒に女海賊を探す事になりました。
南東の沿岸はレドラン家の衛兵が大量に死んでるので歩いてると気付きます。
なんとやったのはゲルディス・サドリ……
と思われましたがやはり女海賊の一団でした。
彼女は復讐でやっているようですが、部下たちはお宝探しでソルスセイムを襲撃している感じ。
フロッセルに向かったということでソルスセイム北東のフロッセルに向かいます。

リークリングと海賊と野生動物が争う愉快な状況の中なんとか勝利を収めます。
フロッセルの周辺を探すということで中に入らず沿岸をグルっと回る。
すると倒れてる海賊がいて話を聞けます。
おいお前らのボスはどこだ!と聞くとどうやらグロウストーンホールに向かったらしい。
ゲルディス・サドリが介錯してやって帰ります。

中に入ると奥にシグランが隠れているのかと思いきや主人公だけ閉じ込められてしまいます。
ここで使う檻だったのか……
シグランとラモドが現れました。
想像通り彼女はテルドリンに復讐したい様子。
しかし主人公の話を聞いて少し躊躇したのでしょうか、動きがありません。
ラモドが鍵を渡してくれたので皆を置いてとりあえず退去することに。
正直続きが気になるので滞在したかった。

脱出するのに少しダンジョン探検します。
戦闘もあり、暗く、ロックピックも必要です。
どうしてもという場合はコンソールでアイテム入手しましょう。
最初の所に幽霊剣「グロウストーンの剣」あり。
広いエリアは鍵を見つけて外に脱出します。
中央のスノーエルフ像の所は付呪とちょっとしたアイテムだけでした。
建物内にドゥーマーの宝箱の鍵がありますが何に使うか分かりませんでした。
灯りがついてる所にある宝箱の鍵を取り、他の灯りがついてる所にある扉から脱出。
中央のスノーエルフ像から見晴らしがいいのでそのためにあるのかも。

フロドルフの家の地下から出てこれます。
山賊達はさぞびっくりしたでしょう。
本編では意味ありげであまり使わない場所でした。

テルドリン達がどうなったか不明ですがなんとか外に出られました。
沖合でレドラン家の衛兵と海賊たちが戦ってる姿が見えます。
とにかく船で沖合に向かう事に。
フロドルフ本人が死んでる小舟に乗れます。



私の環境だと小舟が半分沈みながら海の上の戦場に到着。
泳いで大きな船にくっついている小舟から乗船します。
戦闘に勝利するとゲルディス・サドリの無事を確認。
どうやらテルドリンはまだ敵船の中に残っているらしい。
助けに行きます。

海賊船「シータイガー」ですが、女海賊シグランは部下をおいて逃げた模様。
生き残った船員とは普通に会話出来ます。
ラモドの妹もいた。
シグランの書き置きもあります。
シグランはわざとゲルディス・サドリを逃したようです。
マスターネロスが遠隔の魔法攻撃をしてテルドリンごと船を焼き払うのが狙いだった。
部下すらも焼き払うのか……
夫ヴォーデンを助けられなかった事を諦めきれないメモでした。

隠し扉を見つけるとラモドがテルドリンを拷問中。
説得して何とかなるかならないか……となっている所でマスターネロスの空爆が始まります。
魔法嫌いのラモドは一目散に逃げていきます。
体力回復し炎耐性を上げながらテルドリンを助けて脱出。

島に流れ着くとキャンプがある。
テルドリンも生還して救助されている。
ラモド達も無事でした。
妹は残念でしたがラモドと一緒にソルスセイムに帰ります。
再びマスターネロスのところへ。
シグランはスカイリムに逃げたらしいと教えてくれます。
スカイリムで最後の戦いです。



ウィンドヘルムに寄ったついでに「A REFUGEE'S MEMORIES」 というクエストを放置していたのを思い出して消化。
日記にヴォーデンの一件とフリーウィンター兄弟の顛末が書かれていてこちらでもルートがあったのかも。

隠れ家はブロークンオール洞窟でした。
普通の戦闘なので問題なく倒せるはず。
シグランはちょっとした会話が欲しかったなと思いました。

外に出るとヴォーデンの幽霊が登場。
爽やかなノルドの感じで別れを済ませて召喚の魔法をもらいます。
そしてソルスセイムのテルドリン・セロのもとへ。
私はクエストジャーナルがおかしくなりましたが、隊長への報告を終えてテルドリンと最後のあいさつをします。
特注品の鎧をもらって本modを完了!お疲れ様でした。

mod内のアイテムを見ると「火渡りの盾」があるようです。
場所は分かりませんでした。
ラモドの妹のアシャンティの装備は全て鍛冶が上がる付呪がついていました。
燃えてる船内で遺体から貰ったりするんでしょうか。
書物類はタイトルだけあって空白のものや、ドゥーマー遺跡で迷って死亡した冒険者と思われる日記もありました。
どこかに設置されていたか、アイテムだけ作って未設置かは分かりません。
ラモドは私のフォロワーmodの影響か分かりませんが、ずっとついてくるみたいです。
体力回復しないのでそのうち死亡すると思います。
シグランとの戦いをやり直すとラモドは結構死ぬので最後の戦いで消える予定だったのかも。


感想
テルドリン・セロの過去をうまくゲーム内に反映させたmodと言えます。 
彼の過去の話からテルドリンとフリーウィンター兄弟のハードボイルドな過去と向き合う物語は原作に準拠しており、途中で話の筋が判ってくるとのめり込む魅力がありました。
ただし冒頭に書いたように英語の場面も多いので苦手な人は没入しにくかったかもしれません。
しかし英語を読めなくても流れで分かるような雰囲気はありました。

エリア切り替えが多かった点も少し気になりました。
おそらくイベントの切り替えのために他のエリアに移動する必要があるのだと思います。
ただ頻繁に行ったり来たりするので単純に手間を感じてしまうのと、繰り返すせいで話が途中で混乱してきてしまって見返す必要がありました。
これは英語で問題なくプレイできる人にとっては気にならない点だと思います。






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