2019年4月1日月曜日

旅行記その82 Unslaad エピソード01






リンク(Nexus modsへのリンクあり)
Skyrim Mod データベース


概要
半竜の娘ウルリースに関するクエスト
雪の世界を旅します
作者はVicn氏
VIGILANT等クエストmodを制作しています

アップデートで規模が大きくなりました
VIGLANTほどではありませんが結構ボリュームがあります
プレイ時間は、楽しみ方によりますが、1日か2日間程度の感覚だと思います
サクサク進める事が出来る人はもっと短くなるかも
私がプレイしたのはV2.0.0でした

作者のサイト→More Skooma
分岐などの情報があります







特徴
雪の世界なので想定した準備がおすすめ
mod内で対策アイテムを入手可能
敵のレベルは後半で40くらい
難所ではもっと上げとけば良かったかなと思う事もありました

私は従者(虐殺者エリク)を1人連れてプレイしました
従者を連れたプレイは進行的にも特に問題はないと思いました
(確実な保証はできません)
私はmod「FLP」を導入しているので従者がワープ出来る環境です

私独自の推奨は回避mod「TK Dodge」を導入すること
戦闘がより楽しくなると思います





第一幕


落下する猫
ハイ・フロスガーの崖の先にある人形に触れるとクエスト開始
「旋風の疾走」のシャウトの練習をした先です
人形は小さいので分かってても気づきにくいかもしれません
猫のアイーシャと話してウンスラードの世界へ 
あの娘はウンスラードに帰りたがっていたらしい
自然の女神キナレスに身を任せましょう(プレイヤーキャラはインペリアル)
飛び降りる所は晴れた日だとキラキラしているものが見えます 

白霜
ハイ・フロスガーの高い崖を飛び降りると雪国であった
夜の底が白くなった
石橋の前で猫が止まった

アイーシャに連れられて城に到着すると早速住民たちと触れ合えます
猫に招かれてウェルカムな雰囲気
ウルリースは半竜です
父母のどちらかが竜なのでしょう
以前の訪問者の名前はヒャルティ
オールドフロルダンでその名を聞いたことがあります
たくさん名前を持っていて来るたびに名前が違う人物
これはもしかして……
フサフサはカジートでしょうか?




鍵を購入して城内へ
アウステラお母様が病気で誰とも会わないようなのでお見舞いに行きます
雪の世界なので氷関係の敵が多いです
道は左右に分かれていますが私は左から進みました
ゆるい迷路のような感じ
多少の分かれ道はあれども順調に進めるはず
城内を回り込み中央に戻ってきて登れそうな氷を発見
よじ登って見るとちょっとしたショートカットでした

聖堂のような所へ到着
カイネ様を熱心に信仰するアウステラお母様
半竜の娘を作った事を後悔してる様子 
そしていきなり鎌を振り回して暴れました




仕方ないので応戦します
回避をしっかり意識すれば戦いやすい
祭壇の半竜の人形を選択します
アウステラお母様の強い魔力が込められている
「尻尾をちぎる」「焼く」「持ち帰る」

前2つはおそらく母か娘が人間に戻るのでしょうか 
それともまだ見ぬ父親関連の分岐か……
ウルリースによると父上は広場の中央にあった騎士のような人物だとお母様から聞いていたらしい
つまり母=竜、父=人間と想像していたのですが、お母様には尻尾がない
竜ではないにしろ尋常ではない雰囲気ですが、察するに「雪女」なのでしょう
雪女がキナレスに祈っている

そのままの方がいいと思い「持ち帰る」事にしました
ウルリースは人形を好意的に受け止めたようだ
そっちの方が幸せだろう
これにて第一幕完了


つづきます
旅行記その83 Unslaad エピソード02-1



予備知識
竜やドラゴンボーンの背景を知る必要があるようです
ドラゴンボーンは主人公、竜の力を吸収する人物程度に思ってたのでちょっと勉強
書籍やNPCの伝承を参考にしてますが、著者や発言者の立場での主張なので間違いはあるかもしれない
諸説の解釈から話を料理して、modに反映させるかという点もmod作者の腕の見せどころ


カイネ(キナレス)
スカイリムでの呼称はカイネ
かつてドラゴンしか使っていなかったスゥーム(シャウト)を古代ノルド人に教えたのがキナレスと言われる
だからハイ・フロスガーのグレイビアードたちはキナレスを祖として崇めている
ウンスラード入り口がハイ・フロスガーにあり、ウンスラード城でキナレスが崇拝されているのもその関係だろう
キナレスは自然を司る女神で、夫はアカトシュやロルカーンとされる

アカトシュは竜の神で時を司る
アルドゥインがアカトシュだ!と同一視する書籍もスカイリムには出てくる
しかし設定上はアカトシュは全竜の神で、アカトシュに造られたアルドゥインは竜の王
ロルカーンは人間世界を作った神様
スカイリムの呼称ではショール、シロディールのシェザールとも同一視される
どっちの神様もすごいのでキナレスもすごい!という話
 

じゃあドラゴンやドラゴンボーンって何?
前作オブリビオンでは皇帝であるセプティム一族が竜の血脈(=ドラゴンボーン)とされた

その理屈はこうです
ドラゴンボーンの力は、神様アカトシュがニルン(スカイリム世界の現世)に干渉したい時に遣わされる者に与える加護
皇帝一族は神の領域であるオブリビオンからニルンを守るために与えられていた
前作では皇帝が自分の命を犠牲にしてアカトシュを召喚してオブリビオンの動乱を鎮めようとします

グレイビアード達の説明によれば実は皇帝セプティム一族だけの加護ではない
アカトシュがニルンに干渉したい時に他の者にも加護が与えられる事がありそれがお前だドラゴンボーン!ということらしい
『聖アレッシアの試練』にもアレッシアがアカトシュから竜の血脈の加護をもらった伝説が書かれている


じゃあミラークにもアカトシュは何か期待して与えたの?と思ってしまった
ミラークがドラゴンボーンになったのは竜戦争の時の影響かもしれない

『竜戦争』によると「ドラゴン>ドラゴンプリースト>民衆」という形で古代世界は支配されていたようだ
代官ドラゴンプリーストは民衆に圧政を敷いたが、ドラゴンプリースト達自身もドラゴンに強烈に支配されていた
民衆が反抗した時に戦争になった
一部のドラゴンは人間に味方して技術を教えたようだ
その技術がシャウトかどうかは『竜戦争』には記述がない

グレイビアード達の口伝ではキナレスがパーサーナックスの元に現れて人間にシャウトを教えた事になっている
戦争で倒れたドラゴンの墓がスカイリムに出てくる竜の墓で、今作においてアルドゥインが仲間を呼び起こして回っている

この書籍を参考にすると、竜戦争の時にドラゴンプリーストの一人がアカトシュに期待されてドラゴンボーンの加護を貰ったのだろう
彼の名前がミラークでドラゴンを裏切ってドラゴンソウルを吸収する者になった
だからミラークは先輩面して来るのだと思う


つづきます
旅行記その83 Unslaad エピソード02-1


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