2019年12月10日火曜日

旅行記その201 Skygerfall その1





リンク(Nexus modsへのリンクあり)
Skyrim Mod データベース




概要
TESシリーズ第2作目のDaggefallのメインクエストをSkyrimで再現したmod
作者はoracus0氏
私がプレイしたのはVersion 1.20です
含まれているのはメインクエストに関わるものだけでした
サブクエスト等はありませんでした
プレイ時間は40時間程度だったと思います(迷ったり書物の時間も含む)
休日3,4日分くらいの感覚です

導入してニューゲームを始めるとDaggerfall開始
メインクエストクリア後に能力やアイテムを引き継いでSkyrimを開始することが出来ます





プレイ前に知っておいた方がいい呪文について
「マーク(Mark)」と「リコール(Recall)」
ダンジョンは奥地から自力で戻ってくる展開が多いです
そこで便利な魔法があります
マークの呪文を唱えた地点にリコールでワープ出来ます

 原作Daggerfallではリコールだけで位置記憶&ワープ機能になっていたようです
 このマーク&リコール方式はTES3Morrowindと同じもの

「レビテト(Levitate)」
詠唱すると60秒間空中移動出来ます
終盤のダンジョンで使うことになるので是非覚えておいてください
ギミック等が解除出来ずに困った時にも利用できる便利な呪文です



クエストについて
複数のクエストが発生する場面があります
順番は自由でいいと思います
皇帝に命じられる任務2つと途中で発生するマニマルコの依頼1つ
この3つのクエストラインを一通り完了すると最終クエストが発生します 


攻略に詰まったらUESP(英語のTESシリーズ非公式Wiki)が参考になります
Daggerfall→Questsに詳しいダンジョン案内(Walkthrough)があります
私の記事の各章の一言メモのようなものはUESPからの拙訳です
ストーリーの流れを把握しやすい&自分で見返しやすいと思って追記しました


画像の下からネタバレありの内容です



予備知識
プレイしていくうちに書籍等で分かる国際情勢の設定のまとめです

 舞台はスカイリムの西、ハイロックとハンマーフェル
 2つの地域の間にはイリアック湾
 全体としては「コ」の字型の地形になっていて、地中海のようだ
 タイトルになっているダガーフォールは自治体の名称
 スカイリムでいうとホワイトランと同じ都市単位
 各地域の首長の称号が国王や女王なので「ダガーフォール王国」等と呼ばれる
 (呼称についての地域固有の設定が存在する事がゲーム内書物で分かります)

 イリアック湾周辺地域は多くの都市国家群で構成されている
 有力国がダガーフォール、ウェイレスト、センチネル
 かつて北のダガーフォールと南のセンチネルは戦争していた
 ベトニー島を争う戦争
 (ゲーム内書物に両者視点で複数の著書がある『ベトニーの戦い War of Betony』参照)
 戦争中にダガーフォール王ライサンダスがクリンゲイン平原で不慮の戦死
 後継者ゴスリッド王子はセンチネル王カマロンに一騎討ちを要求し見事に勝利 
 センチネル国はベトニー島から撤退し停戦交渉
 政略結婚による和平協定に両国が同意し現在に至る…… 


導入部
ニューゲームを始めるとキャラメイク
完了すると目の前には皇帝ユリエル・セプティム7世と元老院議員オカトー
設定的には主人公は囚人です
恩赦の代わりに帝国のエージェントとなって任務を果たす事になります
主人公の任務が説明されます
 
 皇帝の友人で忠実な部下であるダガーフォール国のライサンダス王は戦死した
 しかし彼は永眠してないらしい
 ダガーフォールに亡霊の軍隊として出没しているようだ
 なぜライサンダス王はそのようになってしまったのか?
 それを調査して欲しい

もう1つ依頼があります

 ダガーフォールの女王に手紙を書いたが届かなかった
 感傷的で個人的なものだったらしい
 それを処分してほしい

愛憎関係の秘密の手紙だったんでしょうか?
とにかく出発します


①プライヴァティアズ・ホールド 
(Privateer's Hold プライヴィティア) 
主人公は出航しますが難破して漂着します
プライヴァティアズ・ホールドという敵がいる洞窟に辿り着きました
ここを脱出すればダガーフォールです
要するにチュートリアルダンジョン

足元にはナップサックと装備
黒壇のダガーを取得するのがおすすめです
ダガーフォールは一定ランク以下の素材の武器が通用しない敵がいます
(例、鉄は無効だけど黒壇は可)

原作では10のチュートリアルがあるそうです
今回は特に指示もないので自由にダンジョンを探索して敵を倒し脱出します
敵は強いです
私は最初のシーフに何度もボコられました
シーフの攻撃は60以上出ます
1人はなんとか倒しましたが割り切って難易度はNormalにしてプレイしました
道はいろいろな場所に繋がっています
目標地点は高い階層です
広間の玉座はエレベータになっています

出口の前にある大きな宝箱に入ってる呪文書は取得するのを推奨します
概要に書いたように後で使う場面が出てくるからです


②ダガーフォールの呪い Lady Brisienna
帝国からの指示 
外に出るとダガーフォール
宿屋に自分宛ての手紙が届いてないか調べに街に行くことにします
目の前にある街「ゴスウェイガーデン(Gothway Garden)」
宿屋に入り主人と会話
手紙をもらいます

ダガーフォール城にいる「ブリシエナ・マグネセン夫人(Lady Brisienna Magnessen)」からの手紙です
所属なども隠しているらしくあくまで秘密のエージェント
イリアック湾は帝国への反対者が多い
ベトニー島のホワイトフォードにある宿屋で会いましょうという誘い

マップを開き南へ
(オリジナルのTES2Daggerfallでは膨大な広さと自動生成があるらしいですがここでは固定)
ファストトリップして移動することにしました

ブリシエナに話を聞きます

 ライサンダス王の幽霊は夜にダガーフォールの街に出没する
 彼が唯一しゃべる単語は「vengeance(復讐)」
 交渉できないので彼に近づいてはいけない
 ライサンダス王の幽霊の調査のためにはそれぞれの王室から話を聞く必要がある
 イリアック湾には3つの巨大勢力があるらしい
 ダガーフォール国、ウェイレスト国、センチネル国
 まずはダガーフォールの「アウブカイ女王(Aubk-i オーブクイ)」がいいだろう
 彼女は王の祖母ヌルファガの行方を心配している
 それを解決すると力になってくれるだろう

つづいて皇帝の手紙の件も聞きます

 皇帝は戦争で手渡すことができなかったので配達人を雇った
 しかしその配達人がダガーフォール城に到着したかどうかも不明
 それも行ってみて調査しろとの事

ブリシエナはプレイヤーの自宅となる家を提供してくれました





③ヌルファガへの懸念 Concern for Nulfaga
女王は義理の祖母を心配している
ダガーフォール城に向かいます
城に到着して早速自宅を発見
生産施設が一通り揃ってます

ダガーフォール城下町はいろいろな建物が再現されています
宿屋と教会のみ入れるようです
(v1.2、他の売買は各地の城塞の中に商人役のNPCがいます)
城塞だと思っていた建物は戦士ギルドらしい
サブクエストもそのうち追加されるといいなと思いつつ城へ

ここで一旦セーブして夜中にしてみました
幽霊を確認したかったからです
夜にして散歩したらすぐに発見しました
たしかに「vengeance」と言いながら幽霊軍は襲ってきます
ボコボコにされたのでロード

ダガーフォール城に到着
衛兵から厳しく言いつけられます
(なお、魔法を詠唱しても特に怒られませんでした)

アウブカイ女王に謁見します
アドバイス通り女王の心配事から聞くようです
ダガーフォール王の祖母ヌルファガが引きこもって魔法の研究をしているらしい
皆は怖くて近づけない
報酬と引き換えに様子を見てきてほしい

二つ返事で引き受けることにしました
シェダンジェント城(Shedungent シードゥガント城)へ
立派な感じの城です
会見して終わりのお使いかと思いきや本格的なダンジョン探索
ここも強い
魔術師系の敵が襲ってきます
チュートリアルからそうでしたが、スカイリムと比較すると複雑です
当時のゲームプレイの性質か、どうやって生活してるんだ的な行き止まり等が多いです
純粋なダンジョンRPG用のマップになっています
西側を大回りして正面の広間へ
リッチの像は門番
上に行きましょう

ヌルファガは支離滅裂な事を喋っています
話を聞いているとどうやら息子に先立たれたのが理由か(ライサンダス王のこと)
そのショックから引きこもっておかしくなってしまった
会話をよく理解できませんが主人公が遭難した嵐もヌルファガの狂乱の影響らしい
妖術使いなんでしょうか?
(追記、ヌルファガに不思議な力があるのはゲーム内書籍に書かれています)
元気ではあるようなのでお悔やみをお伝えてダガーフォール城に戻る事にしました

アウブカイ女王に報告
ヌルファガが生きている事に喜んでいます
私がもらった報酬は「エルフのダガー(追放)」でした
報酬はランダムかも
気を良くした女王はもう1つ依頼を持ちかけてきました
故ライサンダス王の后(つまり隣のゴスリッド王の母)、ミニセラMyniseraのことです
王母ミニセラはネクロモガン城(Necromoghan)に書類の包みを持ち込んだらしい
クエストジャーナルを見ると皇帝の手紙そのものではなく関連する書類の小包のようだ


④ミニセラの手紙 Mynisera's Letters
王母は手紙を盗んだ

というわけでネクロモガン城にやってきました
マップではダガーフォール城の東にちょっと行った所
「城」とありますが、地下の墳墓に見えます
(制作の都合かとも思いましたが、ネットで調べてみるとこれも忠実に再現してるみたいです)

ここもダンジョンでした
水があります
私は西の方へ進んで見つけた水没地点を潜りました
水中にあるレバーを操作してエレベータに乗り途中の階で飛び降りました
そこから行ける道を進んだら手紙のある部屋でした
最初に選んだ道でそのまま目的地まで到達したので他の場所が分かりません
手紙の内容は……浮気の文書でしょうか?
戻ってアウブカイ女王に報告します
女王の話によるとライサンダス王は后のミニセラより他の女性が好きだったようです
ミニセラはライサンダス王の死後に不名誉な浮気が明らかになるのを恐れて隠した(or嫉妬で)
……ということでしょうか?
女王の話は子供がオークに虐殺されたという話もしていますが関連がよく分かりません
(ライサンダス王はオーク軍に待ち伏せされて死んだという噂がありそれを信じているようです)
ヌルファガのようにミニセラにも会えると思ったのですがいませんでした
ミニセラはどこに行ってしまったんでしょう?
これにてクエストは完了しました


幽霊軍との貴重な接触シーン





続きます


0 件のコメント:

コメントを投稿