2019年6月6日木曜日

旅行記その124 Falskaar メインクエスト編





リンク(Nexus modsへのリンクあり)
Skyrim Mod データベース
XboxOne版もあるそうです


メインクエストの記事です
サブクエストの記事はこちら→ 旅行記その125 Falskaar サブクエスト編






概要
新しい土地「Falskaar」を追加します
作者はAlexanderJVelicky氏
土地の広さ・クエストや会話の量は大規模です
スカイリム準拠の雰囲気
評判通り公式DLCと思える出来でした
フォロワーを連れて最後までプレイしました(ウィンドヘルムのステンヴァール)
私がプレイしたのはVersion1.2.1final






はじめに
ファルスカールに入ったら特定クエストを完了させないとスカイリムに戻れません
スカイリムと行き来可能になればいつでも移動できるようになります

おすすめmod
Better Falskaar and Wyrmstooth Map With Roads
ファルスカールの道路はスカイリム本編よりも見やすい作りだと思います
しかし地図でも見やすくなればもっと便利なのでオススメです

制作の都合か、川が下流方向に流れていない場所が多いです
気になる人はファルスカールに対応した水流調整modも入れてください
 
Noticeboardなどファルスカールに対応しているmodもあるので好みで導入できます

セリフなどについて
規模が大きいので日本語訳してくれた人も複数人のようです
そのために名称や言葉遣いに多少のゆらぎがあります

不具合など
クエストではNPCと行動をともにする事が多いです
付いてこない、先導するNPCが止まってしまった等の話をいくつか見ました
私は一度それらしき現象がありましたがすぐに動きました
コンソールでmoveto playerなどを使う場面があるかもしれません





メインクエスト Walkthrough

①古代の門
リフテンにヤルマーという男がいます
身長は大きめでした
彼の話を聞くと「エコー・ディープ鉱山」で傭兵が何か企んでいるらしい

鉱山に入ります
山賊と戦いながら奥へ進むと山賊長の日記
傭兵団が奥のドゥーマー遺跡に入っていったらしい

「ムズブトハンド」に入ります
ドワーフセンチュリオンと倒れている傭兵たち
センチュリオンを倒して謎のキューブを発見
彼らはキューブに何かを期待していたようです

キューブを使います
謎の転移門をくぐるとタイトルコール
転送先でオルヴィルという兵士に話しかけられます
「旅人」とはここでは特別な意味を持つらしい
主人公は予言された旅人


②ファルスカールへようこそ
到着早々メカイアスという住人探しを手伝うことになりました
遺跡を出て、洞窟に入り、山賊を倒し、メカイアスを救出
イングヴァールという悪の親玉らしき人物が暗躍してるということは分かりました
メカイアスと一緒に町へ行き、アグナー首長に報告することに
導入部と言った感じですね

町「アンバー・クリーク 」に到着
メカイアスは鍛冶屋のランガールに迎えられます
リバーウッドのアルヴォア感あふれる導入部の定番です
彼らはもう大丈夫でしょう
首長に面会に行きます
アグナー首長は「ヴォルバルダー邸」に住んでいます(ヴォルバルダー家のアグナー首長)
ドアを開けたら生活感のある会話をしている演出が良い

悪の親玉イングヴァールは危険な存在のようです
訪問ついでに伝令役を任されました
元宮廷魔術師として仕えていた者たちが暮らす修道院へも報告に行きます





③貪欲な軍
バイルン修道院はアンバー・クリークから南西の方向
道なりに行けます
ソルロー修道士を見つけて報告
やはり彼も驚きます
しかし何も情報は知らない様子
あくまで中立を守りたい感じですが、 何か事が起きた場合は
「ヴォルバルダー家=アグナー首長」に協力すると言ってくれました

話のついでに他の会話もしているとサブクエスト「家への道」が発生
このクエストでスカイリムと通行可能になります 
気になる人は優先的にやってもいいかも

同じく修道院にいるアルナンド修道士との会話でサブクエスト「オブリビオンの夢」が発生
こちらはややボリュームがあります
サブクエストはメインクエストクリア後でも可能なので好きなタイミングで出来ます

戻って首長に報告します
事が起きたら?すでに住民が一人誘拐されたじゃないか!と怒り気味
頼りになるのは主人公しかいないようです
仕方ないですね
山賊が港を占拠しているらしいのでそっちの解決も任されました
修道院で会話してなくてもこっちでスカイリムとの通行可能クエストを開始できるようです

ついでにいくつか会話で情報を仕入れます

 ファルスカールはスカイリムがあるタムリエル大陸の北東らしい
 この土地は巨大な魔法がかかっている
 「旅人」が現れると災厄が起きる前兆になるという伝説がある
 首長は主人公だけじゃなく傭兵も「旅人」になる可能性があった事を気にしている
 そもそも彼らはどうやって転移の情報を知ったのか?謎だ
 首長の一族とイングヴァールの一族とは600年争ってきた関係

近くにいる首長の夫人「ヤルマ」と話すと自宅が購入できます

港へ行きましょう
目的地はファルスカールの東のエリア
ちょっと遠いですが旅行気分で行けます
街道沿いで進むなら道中でサブクエスト「クラッシャーの終焉」が発生するはず
なお、マップに出ている「ボルヴァルド」と「スタルガルデ」の城はメインクエストで使います
アンバー・クリークを含んだ3家がファルスカールの支配層


④(荒波)
港に到着する頃にクエストが自動追加されます
山賊討伐して人質を救出しましょう
敵はそれなりに数がいます
ヘンリックと話すと次の目的地「ヒャルマル武器庫」
ヴルフと話すとスカイリムへの行き来が出来るようになります

港に行く途中で見えていた「ヒャルマル武器庫」へ行きます
山賊の砦です
どうやら港占拠事件はスタルガルデの「コルグリム大尉」が主導していたらしい
証拠を掴みました

アグナー首長に報告します
首長は動揺しています
スタルガルデは100年前の戦争で決着がついたから
イングヴァールと「ウンヴァルドル家=スタルガルデ」 を結びつけるものが思い当たらないらしい
20年前にパインヴェイルという村が焼亡したのは関係あるのかもしれない

首長は仲間を増やしたいようです
北に住むウルガルとスヴェガルドの兄弟を勧誘しにお使いです
彼らの家に行くと話が早い
あのクソッタレなイングヴァールがまた何かしでかすと分かっていた
早速アンバー・クリークに行ってくれます
ノルドの殴り合いみたいな儀式があるかと私は予想してました

町へ戻ると見慣れない人物が
いきなりイングヴァールが登場してアグナーと問答しています
クソッタレは町を捜索したいらしい
そういえば最初も何かを探している様子でした
単独で帰っていきます
敵ながら見上げた根性だ

イングヴァールが去ると兄弟が到着して再会を懐かしみます
すると今度はソルロー修道士もやってきました
クソッタレは修道院の方を強制的に捜索したらしい
勇者が揃っていく感じですね
修道士もソブンガルデに行きたいのかなとちょっと考えましたが余計な事は言いません
仲間が増えて話が盛り上がっていきます
ボルヴァルド城のヴァルフレッド首長にも警告しようということになりました





⑤ヴァルフレッドへの警告
彼らはしばらく首長と共にいる、ということで旅人が単独で向かうことに
通行許可を得るという事ですが、おそらくメインクエストの進行上、入れないようになっているんでしょう
とにかく行ってみます
ボルヴァルド城は小高い土地にあるようです
登っていくと道中で倒れていた「傷ついた衛兵」がいました
特に会話がありませんでしたが、サブクエストを攻略しておくと何かあったのかもしれません

門の前に来ました
ゴランという門番がいます
普通に会話して中に
城内は城下町も内包しているようです
結構な規模の町

城は宮殿のような感じではなく館です
パフォーマンスに優しいので助かります
ヴァルフレッド首長との会話
こちらの首長もちゃんと考えてるようです
山賊とイングヴァールがいたから街を封鎖していた
都合的にも良い設定だと思いました

首長と話していると急報が入ります
山賊どもがボルヴァルドを包囲してるらしい
外に出るといきなり戦闘です
おまけに投石機の演出まであって本格的
何とか倒していくと墓所から秘密の抜け道を通って脱出することに
ゴランが男気を見せます

こっちにも侵入してきてる山賊を倒しながら墓所を進むとコルグリム大尉が登場
彼はオーク
イングヴァールが「神々の心臓」を手に入れた事をサプライズ発表しに来てくれました
ヴァルフレッドの顔色が変わります
よほど危険なアイテムらしい
首長ですら自分の身を犠牲にして「旅人」を帰らせようとします
私は滝から飛び降りて命からがらアグナー首長の元へ帰りました

アグナー首長も驚いています
 
 「神々の心臓」 の話
 ショールの化身アークリンヴィイングは自らの心臓を取り出してオーラブに与えた
 そのおかげでファルスカールの半分は温まり人が住めるようになった
 必要なくなった心臓は5人の守護者が封印し、鍵を分けて保管した

ショール=ロルカーンの心臓の話のようですが違うようだ
作者がロルカーンの心臓の話に似せて創作したようです

重大事項なので皆を集めて会議
鍵の1つは首長夫人が持っていました
残りの鍵を探しに行くことになりました


⑥知恵と力
二手に分かれて鍵を探しに行きます
北のカルラン修道院と南のヒョルグンナール邸を選べます
首長の説明を聞いて兄弟の方に行こうと思ったのですが、NPCマーカーの挙動がおかしかったのもあって、私は修道院の方へ行ってしまいました
入り口で仲間と会話すると決定

同行者がいるのもあってあっさりと鍵を入手
どちらを選んでも問題ないはず
アンバー・クリークへ戻って再び会議





⑦失われた知識
会議の途中から皆の視線が痛い
これは自分が行くんだろうなという話の流れをひしひしと感じます
今度は書物「心臓の部屋」が必要なようです
目的地は北西の遺跡「ヴァズマンドステッド」
しかし入り口はファルスカールの南西らしい
巨大なダンジョンになるので準備して行きましょう
景色もいい場所が多いです
逆に言うと描画に多少負荷があるかもしれません

ここにいる山賊はイングヴァールとは関係のない盗掘団の感じがします
倒しながら進んでいくとシャウトの壁があります
私はここではシャウトがもらえませんでした
池を挟んで向かい側のハンドルを回すと扉が開きます
クモと戦いながら奥に進むとノルドの墓所です

圧力板の部屋はボス戦です
ガージェヘイム大公と大量の部下たちが襲ってきます
台座の裏側のレバーを引くと扉が開きさらに深淵部へ

ドゥーマー遺跡に到着すると再びシャウトの壁が
ここでシャウト「勝者の霊魂」を貰えました
困ったら使いましょう
ドゥーマー史上最強の発明であるプロペラに注意して進むと書物「心臓の部屋」が入手できます


⑧ウロック砦
アンバー・クリークに戻ると山賊に襲撃されています
イングヴァールに首長の家族が拉致されました
ウロック砦に取り戻しに行きます
私は特に問題が起きませんでしたが、不具合が起きやすいらしいです
コンソールでmoveto playerなどを使ってみてください
もちろんセーブも複数準備するのがおすすめです

下水道から入り、敵を倒し、家族を救出する
それが済んだら単独で屋上へ行きます
コルグリム大尉と一騎打ち
両手斧のオークらしいオーク
大尉を倒すと砦の残党を倒しながら脱出します
同行者が多いので頼もしい
誤爆を恐れて大治癒を使ってサポートに徹していました
門を開けるレバーは上の方
ここでもお使いです

ミッションクリア!と思いきやイベント
イングヴァールが登場です
大将同士の言葉合戦
正義と悪の対決ですが結局鍵を渡してしまいます
アグナーが言った「民を騙し、欺いた」 とはどういう事でしょうか?
イングヴァールは悪事を働いて危害を加えてはいるけれど民衆を騙してはいないはず……
と思ってる間にいきなり騙されました
戦闘です
ここでも皆が強いので回復役に徹しました

神々の心臓を手に入れたら不死身になれるらしい
ついに軍勢を招集し決戦する意志を首長は固めました





⑨報復の時
ついに戦う時が来ました
敵の本拠地に乗り込みます
まずは前線を兄弟たちと切り開きます

 私がこのmodで唯一起きた不具合
 ここでの戦闘で何故かイングヴァールが一般兵に混じっていました
 膝をついてる間に先に進んだら何事もなく進行しました

スタルガルデ城を攻める前に特殊イベント
アグナー首長=我らのファルスカール王が演説します
なかなか雰囲気があって素晴らしい

城に突撃
ここでも皆が強く、敵味方入り乱れていて、おまけに暗くなっていたので回復役で行きました
敵もあまり強くないのでサクサク進めました
城内でイングヴァールと再会
なんとクソッタレは前回の砦のスキをついて書籍まで盗んでいたのです
また逃げていきました


⑩神々の心臓
イングヴァールはマウンテンミスト寺院に逃げました
そこで儀式をするのが目的なので逃げたというのは適切でないかもしれません
とにかく追いかけます
寺院の中も走り抜けていきます
クライマックス感
いよいよラストが近付いてきました

再び対峙の時
ついにイングヴァールは本心を明らかにします

 ファルスカールを開拓していた時代、指導者はイングヴァールの祖先ヒャルマルだった
 しかし、神から心臓をもらってファルスカールを温暖にしたのはオーラブ
 彼はボルヴァルダー家の人物
 皆はオーラブに従うようになってしまった
 その復讐を果たしたかった

今にも不死身の体になってしまいそうな状況

そこでアグナーは苦し紛れに決闘を申し込みます
「お前のような老いぼれよりそっちの旅人の方が倒し甲斐がありそうだ」 とイングヴァール
主人公が一対一で戦えるようにするのは多少話が強引でも満足でした
透明な壁のようなものができるのでフォロワーがいても大丈夫です






エンディング&感想
結末はムービーです
字幕がないのでよくわかりませんが、クエスト完了後のジャーナルの解説文で流れが分かるはず
重要なのはファルスカールがセーブされた(守られた)、という点

ムービーはYouTubeにも公開されています →こちら
完全にネタバレなのでメインクエストクリア前の人は注意

あのドラゴンはアークリンヴィイング
吟遊詩人のルリクに『神々の心臓』をリクエストすれば大まかな話が聞けます

 ノルドたちが放浪して見つけた場所がファルスカール
 厳しい自然の中でなんとか生活していた
 人々が絶望する中で、オーラブが立ち上がって希望を探した
 オーラブも限界が来て倒れようとした時、ショールの化身を見た
 ショールの化身=アークリンヴィイングがノルドを祝福した
 「この土地はノルドのもの、大地を切り開け」
 アークリンヴィイングは自分の心臓をオーラブに与え、ファルスカールの気候が穏やかになった
 仲間のもとに戻ったオーラブはこの事を皆に伝え、5つにわけた神々の心臓は各地に固定された

イングヴァールの話から少し削られている部分があります
悪党イングヴァールの祖先のヒャルマルの存在は消されています
歌が勝者の歴史になっている所が物語のリアリティを感じて面白いと思いました

スカイリムにいるとドラゴンは挑戦的で支配的な種族に見えますが
アークリンヴィイングはパーサーナックスと同じで人間の側に立つような行動をしています
そしてアカトシュ(ショール)が竜神とされるように、アークリンヴィイングも竜体で登場しました
自分の心臓を手に入れようとした悪者を自分で排除した、といって感じでしょうか
インディ・ジョーンズと同じオチです
結局悪い奴は伝説の秘宝の力に負けてしまうので放置してても何とかなったな!
といったツッコミや冗談を思いついたプレイヤーが多いかもしれないと私は思いました


ロルカーンの心臓の話
パーサーナックスのシャウトの話
そしてアルドゥイン=アカトシュ同一説の話
スカイリム本編の上記の筋立てを利用して独自のストーリーに再構成した手腕が面白いと感じました
TES作品に対する忠実性が、設定そのものではなく筋立ての方であるという点が特徴的に見えたからです
仮にロアフレンドリーかどうかを無視したとしても、新しい土地とクエスト群の出来が堅実なので、賛辞を惜しまなかっただろうと思わせる完成度でした



続きます
サブクエストはこちら→ 旅行記その125 Falskaar サブクエスト編









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